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「環境目的税」導入に向けてのご意見を募集しています

2017/2/10

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座間味村では「環境目的税」の導入を検討しています。
現在検討されている案は次の通りですので、住民の皆さんのご意見をお聞かせください。
 

環境目的税案のあらまし

・課税方法…旅客船、航空機などにより外地島含め4島へ入域する行為にそのつど課税

・税率… 1回100円 ※住民からもいただきます

・免除… 中学生以下、障害者

・使いみちの案…道路や展望台周辺の草刈、公衆トイレ清掃、港湾清掃、花木植栽、海岸清掃

ご意見はこちらへ
お電話
 座間味村役場総務・福祉課 総務班 098-987-2311 
メール 
  pub-com@vill.zamami.lg.jp
 

説明会参加者からのご意見

1月24日阿嘉島で、27日座間味島で説明会を開催したところ、あわせて30名余りの方が参加され、活発な意見交換が行われましたのでご紹介します。

 
■使いみちについて
・港のFRPの廃船放置がひどい。個人がするべきことだが、何度か勧告して持ち主が撤去しないなら村が費用を立て替えるなど、こうしたことにも使ってほしい。
・ボランティアで行っている海の保全に使いたい。
・漂着ごみ集めることはできるが回収が大変なので、使途に加えて。
・観光客が増えても収入には直接関係のないおじいやおばあが、草刈りや清掃などの作業賃金を通じて恩恵を得られるようにして。
 
■住民の意識について
・何でもこの税に頼るのではなく、住民が率先して島をきれいにするという気持ちも大切。
・観光客が増えて税収が増えてもいいはずなのに村の決算報告を見ると変わっていない。もっと住民が税を支払ってほしい。
 
■役場への要望
・平成30年から導入とあるが、国立公園になって4年経過では渡嘉敷に比べて5千万円の損失だ。少しでも早く導入するべき。
・使途は必ず報告して。導入された後も、このように使い道に意見を言える場を作ってほしい。
・公共施設のトイレ清掃は建物を作ったら必ずするべきこと。目的税があってもなくてもやってほしい。
・財政安定のために工夫を。村が宅地造成すれば、村民は家を建てられ固定資産税収入も増える。
 
以上
・ごみのポイ捨てや歩きたばこはまだ多い。パトロールの権限を持った人が必要では。「ちゅら島づくり条例」が有名無実では困る。
 
■いろいろな考え方が…
・「海の保全にも積極的に使ってほしい」という意見と、「基本的には海で稼ぐ人の受益者負担であるべき」という意見がありました。
・「長く滞在する人からは日数に応じた負担が望ましい」という意見と、「日帰りなどでガイドなしで遊ぶ人の方が環境への負荷が大きい」とする意見がありました。
 

役場へのご質問と回答

 
Q 個人の船で上陸する人からは徴収しないのか。
A 那覇間の渡船の資格を持ち、島にいつも人を連れて来る方は特別徴収義務者(役場に代わって徴収し、まとめて役場に納める)になっていただく。ただ、まったく知らない船からの徴収は難しい。ヨットレースでの上陸などは別途検討したい。
Q 使い道はいったん決めたら変えられないのか。
A 条例で目的を定めるが、住民の皆さんとの議論の中で新たに必要が生じた場合は、条例改正を議会に提案することが可能。
Q スケジュールはどうなるのか。
A 3月議会に提案したい。議決されれば1年の周知期間を経て30年4月の導入を目指すが、理解が得られればそれより早く導入することも考えたい。