座間味島 阿嘉島 慶留間島
毎年1月から3月末まで、ザトウクジラが座間味村の海にやって来て豪快なパフォーマンスを見せてくれす。ホエールウォッチングを楽しむなら、ぜひ地元の座間味村で。
座間味村のホエールウォッチング・ボートはすべて座間味村ホエールウォッチング協会に加盟しており、クジラにやさしいウォッチングを心がけながら、ご参加の皆様に感動体験をご提供できるよう頑張っています。
座間味村のウォッチングは、
クジラに毎年帰ってきてほしいから、クジラにやさしいウォッチングを。
今から30数年前、島の漁師達から「クジラを見た!」という報告が入るようになりました。かつては捕鯨地であったこの海にザトウクジラ達が戻って来たのです。1991年、座間味村ホエールウォッチング協会が発足しました。協会の目的は、"毎年クジラが戻って来てくれるように、クジラにやさしいウォッチングをしよう"ということです。
以来、クジラを追いかけない、接近しすぎないなどのルールを村をあげて守っています。そのかいあってか今も確認頭数は増えていて、座間味村海域はザトウクジラたちにとって居心地の良い海になったようです。
座間味村のホエールウォッチングは山から始まります。
大海原にやみくもにボートを出してもクジラには会えません。座間味島の北側や外地島(慶良間空港の島)にはクジラ展望台があり、ベテラン探鯨員が双眼鏡でブロー(高く上がる呼気)を目印にクジラを探しています。沖縄とはいえ寒風吹きすさぶ山頂で、朝から双眼鏡を何時間ものぞくのは大変な作業。でも、お客様の歓声を楽しみにスタッフはクジラを探し、そのポイントへボートを無線で誘導するのです。
海でのウォッチングはもちろん、展望台もぜひ訪ねてみてください。スタッフがその日のクジラ状況を説明してくれるはずです。
どうして毎年、ザトウクジラたちはこの海に来るのでしょうか。1月~3月末の冬から春にかけて、ザトウクジラがこの温暖で波静かな座間味村の海に繁殖活動のために帰って来るのです。
この海で恋をして、翌冬に出産をし、子クジラが北の海へ渡る体力がつくまで温暖で静かなこの海で育て、4月には餌がたくさんある北の海へ群れで旅立つのです。
繁殖期にある雄クジラたちのダイナミックな行動が、ホエールウォッチングの醍醐味です。
2月から3月にかけて、母子クジラのほほえましい姿に出会うことがあります。
でも、座間味村のウォッチングでは子クジラには近寄りません。母子を驚かせないように、遠くから見守りますのでご理解ください。
お問い合わせは 座間味村ホエールウォッチング協会 080-8370-1084 までお気軽にどうぞ!