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ランドブレイン株式会社との「防災インナーコンサル協定」の締結

2024/3/6

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 座間味村役場(村長:宮里 哲)は地域防災力の向上に資するべく、ランドブレイン株式会社(東京都千代田区、代表者:吉武祐一)と、令和6年3月4日付で、「座間味村役場とランドブレイン株式会社による防災対策推進のための連携協定」を締結することになりました。

本村は県都那覇市を西へおよそ40kmの東シナ海に浮かぶ「慶良間諸島」を構成する市町村で、座間味島・阿嘉島・慶留間島の3つの有人島に約900人が暮らしている。本村は慶良間諸島国立公園に認定されており、村人口のおよそ100倍にあたる年間約10万人の観光客が世界中から来訪され、今後も大多数の観光客が見込まれます。

一方で、大規模地震・津波の発生、また大型台風等が想定されるなか、以下に代表されるさまざまな課題を抱えており、防災対策の更なる推進、継続が求められている中で以下の3点の主要な課題があります。

○災害時には交通網は遮断され、座間味島、阿嘉島、慶留間島の各島が孤立状態となる。

○大勢の観光客が来島している際に災害が発生した場合、避難所や水・食料などの防災対策が対応できない。

○当役場には防災に係る専門課が存在しないため、防災に関する知識が乏しく、現状の課題を把握することが困難である。また小規模離島のため職員が不足しており、受援体制の確立が困難である。

 

今回、「日頃より何を備え、災害に対応すべきか」について共同研究を行い、「災害に対して強く靱(しな)やかなまち」に向けた提言や推進を行っていただき、災害に強いまちづくりについて大きく前進する意向であります。

また、本村の抱える防災における課題は県内の他の離島にも一部共通していることを認識しており、本村の地域防災力強化と共に、「離島防災対策」と銘打って、他の小規模離島との情報共有や相互錬磨等により共通課題の克服をめざす「(仮称)離島防災協力チーム」の発足を発案、その必要性や取組内容について、ランドブレイン株式会社と議論を進めてまいります。

 

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