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ざまみ便り

慰霊の日

2014/6/23

カテゴリー:

平成26年6月23日(月)

気温 31度前後

水温 27度前後

天気晴れのち雨

皆さんこんにちは!いかがお過ごしでしょうか?

今日6月23日「慰霊の日」は沖縄県民にとって忘れることのできない特別な一日です。

20万人あまりの尊い命や財産、沖縄の文化財、自然がことごとく奪われた沖縄戦は、太平洋戦争で唯一、日本国内の一般住民が地上戦を体験しました。その20万人を越す戦死者のうち、約半数近くの、9万4000人あまりの戦死者が、兵隊以外の一般県民や子どもです。

この沖縄戦で、沖縄防衛第三十二軍司令官牛島満中将と同参謀長の長勇中将が糸満の摩文仁で自決した日が昭和20年6月23日の未明とされています。

沖縄戦が終結した「慰霊の日」は、糸満市の平和祈念公園で戦没者追悼式が行われます。座間味村では米軍が上陸した3月26日を村慰霊の日としていることから、この日は特に慰霊祭等は行いませんが、3月26日に座間味村の夜空高く照射された「平和の光の柱」が6月22日に糸満市で行われました。

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写真は3月26日に阿嘉慶留間島で行われた「平和の光の柱」です。

 

今もなお沖縄県内には大量の不発弾が残されており、爆発事故が後を絶ちません。手榴弾などは、さびついてひび割れた状態で住民の目に触れる場所にむき出しでさらされているものもあります。加えて、広大な米軍基地の重圧を強いられ続ける沖縄県民の現状を考えるとき、6月23日、「慰霊の日」の持つ意味を、もう一度、考え直してみたいと思います。

 

ブログ更新:松田