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ざまみ便り

気づき・考え・行動させるガイド講習会

2017/1/26

カテゴリー:

2017年1月26日(木)

天気 くもりのち晴れ

気温 18度前後

 

皆さま、いかがお過ごしでしょうか?

先週末から続く寒波の影響で沖縄地方もぐっと寒さが増しましたが、

今日あたりから徐々に暖かくなる予報なので、寒さの緊張も和らいできそうですね。

 

さて、1月中旬に

「気づかせて・考えさせて・行動させる・ガイド養成講座」

が行われました。

インタープリテーションを使ったガイド手法を身に付ける!!

とありますが、インタープリテーションってなんだろう???

「自然に見たものをそのまま伝えるだけではなく、直接体験や教材などを通じて、そこにあるものの意味や関係を明らかにすることを目的とした活動、あるいは、技能」 とあります。

うーん、まだなんとなくしかわからない。。。

さらに進めて行くと、単に知識や技術を「教える」講習会ではなく、参加者が講師(コーディネーター)とともに、もっている知識や知恵をいかにして「伝える」かを考える講習会とのことです。

 

「教える」と「伝える」は違うんですね。

 

ということで、まずは体で感じて見ましょう。

参加者全員で阿真ビーチにてフィールドワークに出かけました。

この考えをもとに、今回は「自然の中で好きなもの」をテーマに

参加者で色々な意見を出し合い、見て、触って、嗅いで、五感を使って体感していきます。

 

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また夕方からは講義とワークショップを行い、

今ある座間味村の観光の抱える課題について意見を出し合いました。

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座間味村ではすでに、海のガイド、野鳥のガイド、クジラのガイドの方がたくさんいます。

そのツアーに実際参加された方が心に残るものは、

話を聞くだけではなく、見て回るだけではなく、実際に参加して体験できることが一番心に残っています。

そのことを踏まえて、これからのガイド養成にプラスになるよう取り組んでいけるものはなにかを話合いました。

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この島でしかできない事、この島ならではの体験、

また次も参加したくなる体験。

この講習会では体験プログラムまでの作成には至らなかったですが、

参加者一人一人が、新しい観光を支える第一歩になったと感じでいます。

 

更に、今回の講習会は「夜のフィールドワーク」も開催!

夜に活動をする生き物を探しに出かけました。

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まだまだたくさんの自然が残るこの村で、本には書かれていない

「伝える」感動を村に訪れた方と一緒に体感できるよう

これからもスキルアップを図っていきたいですね。

 

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