2016年7月22日(金)
気温 32度前後
水温 29度前後
天気 晴れ
皆さんこんにちは!
いかがお過ごしでしょうか?
いよいよ昨日から夏休み!!というお子さんたちも多いのではないでしょうか?
そして、夏本番のケラマブルーの海を楽しみに、ご旅行の予定をたてていらっしゃる方も多いことと思います。
みなさまの座間味村へのご来村お待ちしております。(^^)
さて、先日7月18日、連休最終日の海の日、沖縄地方は旧暦の6月15日にあたり、
阿嘉島、慶留間島では6月のウマチーとスク祭りが行われました。
古くから伝わる神行事の一つで、農作物の豊作を祈る行事と
スク、グルクンが島の周辺に大量に押し寄せてくるようにとの大漁祈願がなされます。
まずは前日から青年会の方々のアミジケーからはじまります。
みなさん取ってきた魚をあっという間にさばいておりました。魚の三枚おろしの手際がいいこと!!
ウマチー当日は昼ごろから参加させて頂いたのですが、集落のお宮にて祈願が行われていました。
一つ一つの行動にいろいろ意味があるようですが
まだまだ勉強不足で祈願の流れが難しかったです。
時折雨に見舞われましたがこれも恵みの雨でしょうか?シートを張って雨対策。
しばらくすると暑い日差しがもどり、海への祈りも届いたようです。
お宮での祈りの後、海の神の使い手役の島人を歌を歌いながら呼び起こし、全身を墨で黒く塗った神の使い手が
海に向かって
「スクドーイ、グルクンドーイ」と3回づつ大声で海に向かって叫び、網に飛び込み豊漁を祈願します。
この後、島の方々の唄に合わせて海に向かって海の神の使い手をお送りしていました。
この後、前浜からハーリーに乗って阿嘉島から慶留間島へ青年会が中心となって漕いで行きます。
鐘の音と歌に合わせて漕いで行く姿は頼もしく感じます。
旗持ちは毎年中学生が行っているそうです。素晴らしい!!
慶留間まで漕いでいき、慶留間の神殿で祈願をされてからまた阿嘉島に戻り、
阿嘉島のウフガーと呼ばれる井戸に行き、皆でお清めをします。
こうして祈願はおわり、前浜では、前日あみじけーで獲れた魚が振る舞われておりました。
スクの酢味噌和えとスクのかーかす(燻製)、
じつは私、このメニューは島の行事で座間味島ではお見かけしたことがないんです。
阿嘉島ならではかもしれません。
ビーチでは子供たちがスイカ割にチャレンジ。
忙しい中にも伝統の行事を重んじる島の方々の姿が垣間見れました。
阿嘉島のみなさまお疲れ様でした。
今年も豊作、豊漁でありますように。。。
ブログ更新:宮下